crontabコマンドの使い方|-e / -l / -r と安全な運用
最終更新: 2026-07-19
cronの設定はcrontabコマンドで管理します。オプションはわずか数個ですが、1つ押し間違えると全設定を失う危険もあります。基本と、事故を防ぐ運用をまとめます。
3つの基本オプション
crontab -l… 現在の設定を表示(list)。まずこれで現状確認。crontab -e… 設定を編集(edit)。エディタが開く。crontab -r… 設定を全削除(remove)。確認なしで消えるので要注意。
-e と -r の押し間違いに注意
eとrはキーボードで隣同士。「編集のつもりで全削除」は定番の事故です。編集の前に必ずバックアップを取りましょう。
# 編集前に現在の設定を退避
crontab -l > ~/crontab_$(date +%Y%m%d).bak
# 万一消したら、バックアップから復元
crontab ~/crontab_20260719.bakユーザーごとに別のcrontab
crontabは実行ユーザーごとに分かれています。rootで設定したジョブと一般ユーザーのジョブは別物です。「設定したのに動かない」時は、意図したユーザーでcrontab -lしているか確認してください。他ユーザーの設定はsudo crontab -u ユーザー名 -lで見られます。
書き方が合っているか不安な時
編集した式が意図どおりか、保存前にcron式ツールで日本語の意味と次回実行時刻を確認しておくと、設定ミスによる「動かない」を未然に防げます。動かない時の詳しい調べ方はcronが動かない時のチェックリストを参照してください。
編集する式の意味と次回実行時刻を、保存前にチェックできます。
cron式を確認する